第5回リエカワ流サロンコンサート in 近江楽堂~妖精と個性的な仲間たち~

 

初めまして!

リエカワことリコーダー奏者の河村理恵子と申します。

ブログを訪問して下さって有難うございます。

 

このブログの登場人物

リエカワ

神奈川県鎌倉市在住の「端っこ系」リコーダー奏者。

最近お酒の適量が分からず、酒量が増え気味。

 

萩さん

ツンデレ系女子の秋田犬。

昼間の散歩より、夕方の散歩が好き。

 

執事さん

会計、録音、写真撮影等様々な業務をテキパキとこなす自称「AI執事」。

 

Pさん

フットワークが軽く、リコーダー界に広い人脈を持つ。

曲の知識が豊富なため、よく選曲を丸投げされる。

お酒とハシビロコウが大好き。

 

 

前回の続き…

第5回リエカワ流サロンコンサート in 近江楽堂~WHO事務局長テドロス氏現る?!~

続きを見る

 

注意ポイント

リンクの貼ってある曲名をクリックすると動画に飛びますが、参加者の演奏ではございません。

 

サロンコンサートも残すところ5組となりました。

二回目の出場のNさんが演奏するのは、ルイエソナタハ長調 作品3の1です。

この曲はルイエのブログを作っている時にYou tubeで見つけました。

アルトリコーダー+通奏低音 お勧め楽譜~ルイエ編~

続きを見る

 

凄くいい曲なんですけど、1楽章がゆっくりなテンポから突然16分音符が延々続く激速のパッセージになったりして、難しいんですよ。

でも「Nさんなら吹けるんじゃね?曲の雰囲気も合ってる感じだし(←テキトー)」と思って選曲しました。

 

先生はいつも「選曲には時間をかけない。閃きだ!」とおっしゃっていますね。
執事

 

 

不平不満も漏らさず、黙々とお稽古に励んだNさん。

そんなNさんの演奏は、本番の4日前に関内サロンで行われたリハの時点で、その場に居た参加者の方々から絶賛されていました。

 

凄いです。
執事

 

やはり、私の選曲狂いはなかったのね。

 

はいはい
萩さん

 

関内バロックのリハーサルの方が緊張し唇が震えてましたが、本番は比較的落ちついて吹けました。
うまくいかなかったところも多々ありましたが、まずは最高の場所で吹けたことはとても幸せで満足しています。
これも河村先生や伴奏の先生方、幹事の方々のお陰で感謝しております。

 

Nさん、お疲れ様でした!

これからも更なる飛躍を目指して頑張って下さいね。

 

けっぱれよ
萩さん

 

 

今回執事さんと共に幹事を務めて下さったPさん。

オランダ在住のリコーダー製作家斎藤文誉さんのバロックピッチのソプラノリコーダーを引っ提げての登場です。

 

シチリアに在住していた一昨年、アムステルダムのリコーダーフェアに遊びに行った時に注文しました。届いたのは本番一か月前です。
Pさん

 

演奏するのは、泣く子も黙るG.サンマルティ―ニコンチェルト ヘ長調です。

 

前回はシチリアよりエールを送りましたが、やはり吹いてこその発表会。
今回は参加できて本当に嬉しいです。
嬉しすぎて無謀にもあのサンマルティーニを選んでしまった・・・。
かなりどきどきですが、古楽の聖地近江楽堂 で素晴らしい通奏低音に支えられてあこがれの曲を吹く幸せをかみしめています。

河村先生のもとへ通うようになって10年以上。
「実力の伴わない難曲へも果敢に挑戦 がモットーの私をいつも暖かく見守ってくださるのが息の長い笛生活の理由かも。
心から感謝しています。

~プログラムより~

 

 

ブラボー!!!

 

勢いのある熱演に思わずかかった掛け声。

こんな難曲を堂々と吹き切ったPさん、ほんと凄すぎます!

 

地雷を踏みまくってしまいましたが、ノリだけでエンディングまでなんとか辿り着きました。
Pさん

 

Pさんのコンチェルトはとても生き生きとしていて、リコーダー、チェンバロ、ガンバが一体となり演奏出来たと思います🤗
私も楽しかったです🎶

なかやまはるみ

サンマルティーニは、確かに所どころミスはあったものの、そんなことは気にならないくらい素敵な演奏でした。
特に、2楽章の終わりのカデンツァなんてカッコよかった!
実は、ぼくがこの曲を実演で聴いたのはPさんで3度目なのですが(1度目は山岡重治先生、2度目は故松島孝晴先生でした)、しみじみ「いい曲だなあ~」と感じたのは、大げさでなくPさんが初めてです。

K.T

 

いや、ほんとリエカワも改めていい曲だと感じましたよ。

超絶難しいですけどね。

著名な演奏家達が録音をしていますが、リエカワはデビッド・マンロウの演奏がお気に入りです。

(て言うか、それしか聴いた事ない(;'∀'))

 

因みにこの曲は、リコーダーのトリオソナタをたくさん書いているサンマルティ―ニの弟さんの作品です。

生徒さんが教えて下さいました(;'∀')。

どうりで同じサンマルティ―ニでも作風が違うと思ったわ。

 

先生は「本当はヴィヴァルディの曲なんじゃないの?」と言っていましたね
Pさん

 

そんな名曲を「いつか吹いてみたい!」と思われる方はこちらからどうぞ!

 

楽譜を購入する

 

 

Lienに続き、この日二回目の出場の雅美ちゃん。

演奏するのはテレマンの「音楽の練習帳」より ソナタ ニ短調です。

アルトリコーダー+通奏低音 お勧め楽譜~テレマン編~

続きを見る

 

4回目の発表会です。
1回目の発表会はリコーダーのレッスンを受け始めて数ヶ月の時でした。
怖いもの知らずに出演させていただいたものの、10数年以上ぶりに人前で楽器を演奏するという緊張に、唇は震え、指は自分のものではないようでした。
あの最初の発表会から6年、小さい頃からピアノ、エレクトーン、フルートといつも音楽のそばにいたつもりだったのに、なぜかリコーダーは自分の思うようになってくれず、奥深さをこれでもかと思い知らされています。

~プログラムより~

 

 

「リコーダーは自分の思うようになってくれず、奥深さをこれでもかと思い知らされています。」

本当にその通りだと思います。

某リコーダー奏者が

「リコーダーの難しいところは、吹けばが出る事だ」

と言っていました。

音は簡単に出るけれど、息のコントロールも意外に難しいし、表情を付けるにはタンギングや替え指を駆使しないといけないので、単純なようでとても奥の深い楽器なんですよね。

 

終わりがないです。
執事

 

苦労しながらも、いつも真摯に真面目に練習している雅美ちゃん。

「私昨日お酒飲まなかったんですよ、偉くないですか?」と、お茶目な発言をする雅美ちゃん。

また次回も素敵な演奏を聴かせて下さいね。

 

 

第五回リエカワ流サロンコンサート、最後から二番目の出演者は、この日wisteriaに続いて二回目の演奏のゆかりんです。

そう言えば昔、小泉今日子主演の鎌倉を舞台にした「最後から二番目の恋」っていうドラマにはまって、毎週のようにロケ地の写真を撮っては友人知人に送っていたわ。

 

私もそのドラマが好きで、先生に写真を送ってもらった事があります。
執事
きょんきょん めんけぇ
萩さん

 

演奏するのは、自ら選曲したJ.S.バッハのソナタ ト短調 BWV1034です。

実はこの曲に決まるまでに、曲は二転三転…いや三転四転?

レッスンの度にペープシュやらサンマルティ―ニにやら色んな曲を持って来ましたが、最終的にバッハに落ち着きました。

 

 

参加者の中では最年少のゆかりん。

来場したお客様から「あの黒い服を着た髪の長い凄かったわね」と言われていました。

 

お子さん位の年齢だったのでしょうか。
執事

 

レッスンの時は隣で伴奏をしているのでよく分からなかったけど、リハーサルの時に改めて見たら、指がパタパタとまぁよく動く事!

 

あの難曲を吹きこなして凄いと思いました。
Pさん

 

伴奏をして下さった寺村さん、なかやまさん長時間演奏し続けて、難しい曲もミスもなく本当にすごいプロだと思いました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
先生の御人脈にも感謝です。

昨日の装いは妖精みたいで可愛かったです。

門下生の皆さんの演奏がそれぞれの方にぴったりで、近江楽堂の雰囲気にも合っていて、更に夢のような響きで感動しました。
これだけ沢山の生徒を抱えながら、ここまで細やかに心を尽くして導いてくれる先生は他にいないと思います。

最近、コロナのせいもあってか、色々な機会が貴重だという想いが増していて、、、
思い切って今回の個人とデュオの曲にチャレンジしてよかったです。

今回は近江楽堂で門下生の皆さんと一緒に貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

 

昔オーボエを習っていた、というゆかりんの音色には独特の華やかさがあります。

フルートの為に書かれたこのバッハのソナタは、そんなゆかりんにピッタリの曲だと思いました。

難易度の高い曲ですが「フルートソナタの名曲に挑戦したい!」という方はこちらをどうぞ↓

 

 

第5回リエカワ流歌合戦、あ、いや、サロンコンサート…トリを務めるのはRIOの皆さんです。

RIOは、サンマルティ―ニのコンチェルトで熱演したPさん、執事さん、鼻リコーダーの得意な美女ベティさん、リハと本番でいつもタイムキーパーをきっちりとやってくれているchimiちゃんから成る「お座敷系女子」カルテットです。

You tubeにいくつか動画が上がっていますので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。

 

RIOの動画を観る

 

演奏するのは、シックハルト協奏曲ニ短調 第2番です。

 

2012年結成。
2012年福祉施設、保育園、小学校等への訪問演奏活動に勤しむお座敷系ユニット。
ジャンルはリコー ダーの王道ルネサンス・バロックから童謡、 ジャズ、 昭和歌謡までメンバーが楽しいと思えば節操なく挑戦。
特に時代劇演奏には小芝居も含めて定評がある (自称)。
コンサートの日程が決まると常に「何着る~? から始まり、コンサート直前まで熱い調整(衣装の)が続く。
ユニット名は師匠の“河” の字をスペイン語読みしてカッコよく命名。
今回は4本のバロックピッチのアルトでの初の通奏低音との合わせに興奮気味。
また発表会に参加出来たら嬉しいです。

~プログラムより~

 

 

感動しながら吹いていたので、途中で嬉しくて泣きそうになりました😅 
執事
まなぐから あせでだが
萩さん

 

門外不出の演奏ですが、今回特別にちょこっとだけ御披露致します。

(その他どうでもいいリエカワの挨拶等の映像も有り)

 

秘蔵映像

 

シックハルトとても良かったです。
Rioのみなさん、さすがにアンサンブルがこなれているというか、息と気持ちがぴったり合っていましたね。

~K.T~

 

ラストを締めくくるのに相応しい、華やかなパフォーマンスでしたね。

RIOの皆さん、お疲れ様でした~!

 

 

伴奏をして下さったチェンバロ奏者の寺村朋子さん、ヴィオラ・ダ・ガンバのなかやまはるみさん、長時間何組も伴奏して下さり、ありがとうございました!

本当にお疲れの事と思います(;^_^A。

 

いつもお世話になっております

 

河村門下生の皆さまは、それぞれ個性的でありながら、とってもアットホームで和気あいあいとしていて、暖かい雰囲気ですね💓
私も、会を重ねる度に上達されて、元気に頑張っていらっしゃるお姿にとてもパワーを頂きました😌
またご一緒させて頂きます日を楽しみにしています〜。

~なかやまはるみ~

 

 

寒い中ご来場して下さったお客様方にも感謝致します。

今日は素敵な時間を過ごさせて頂きました💕
皆さん、キラキラしてました😍
めちゃくちゃ楽しかったです✨

今日はありがとうございました😊
皆さん素晴らしい演奏でした。
近江楽堂最後の演奏会、本当に楽しませて頂きました。

あいにくのお天気でしたが素晴らしい演奏会でしたね❣️
コロナ禍の中、開催できて本当によかったですね。
皆さんの緊張感の中、全身全霊をかけた演奏と、それを終えた後のやり遂げた安堵した表情がとても印象的でした。
やはり通奏低音が入るとまったく違いますね!とても素敵でした!
この曲もあの曲もやってみたいなーと思いながら聴いていました。
素晴らしい演奏会を聴かせていただきありがとうございました。

先日は発表会を楽しませていただきました。
響きの良いホールで、皆様が堂々と演奏なさっていたので、感心をして聴かせていただきました。

皆さんの一生懸命に練習を重ねた事がわかる熱演に感動しました。
音がきれいなこと、最後の音をきっちり決めること、皆さんお見事でした。👏👏👏
チェンバロとガンバとの共演、とっても素敵でした。(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

とても素晴らしい会だったと思います。 
執事
本当に心に残る会になりました。今夜はよく寝られそう
Pさん

 

最後に、イワマーニのムッチーさんから頂いた感想で締めくくらせて頂きます。

近江楽堂のコンサート。
U原氏の「春の海」が一番印象深かったです。
いつか私もこの曲を吹いてみたいな・・なんて思います。
U原氏によろしくお伝えください。
看板スターののぶちゃんの演奏がきけたのもよかったです。

 

ありがとうございます。
後期バロックばかりのプログラムの中で完全に異質な曲でしたから、印象には残ると思います。
U原氏

 

 

1月のレッスン枠、まだ空きありますよ~。

 

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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!

 

 

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河村理恵子

小学5年生よりリコーダーを始める。 桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒業。 同大学研究科修了。 リコーダーを肥塚賀津子、島田暁子、山岡重治、花岡和生の各氏に師事。 NHK教育テレビ「うたえリコーダー」 「趣味悠々」等に出演。 CD「トッカータとフーガニ短調」(アントレ古楽コレクションズ)に参加。 教育出版社「音楽のおくりもの(小学3年生)」に掲載。 吉澤実主宰「La Strada」メンバー。 大人のためのリコーダー教室「Kamakura婦人」主宰。 よみうりカルチャー恵比寿、和田町音楽院、上星川音楽院、弘明寺音楽院、東京リコーダー協会講師。 神奈川県鎌倉市在住

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