リコーダーできれいな音を出すためのちょっとしたコツ

 

初めまして!

リエカワことリコーダー奏者の河村理恵子と申します。

ブログを訪問して下さり、有難うございます。

 

このブログの登場人物

リエカワ

神奈川県鎌倉市在住の「端っこ系」リコーダー奏者。

体の左半分はUKロック、右半分は赤ワインで出来ている。

 

萩さん

喋るのが得意なツンデレ系女子の秋田犬。

得意な言葉は「オイ!」。

 

 

「リコーダーできれいな音を出すためには、どんな風に息を入れればいいのかな?」

日々の練習で悩んでいる方は多いと思います。

 

 

奏者によってやり方やイメージは様々だと思いますが、リエカワなりの方法をお教えしたいと思います。

「音を響かせる」という意識を持つ

まず意識して頂きたいのは、リコーダーを吹く時に単に「音を出す」というのではなく   音を響かせる   事です。

 

「響く」という言葉を広辞苑で調べてみました。

  • 音が広がって聞こえていく。鳴り渡る。
  • 余韻が長く続く。
  • 音が反射して伝わる。反響する。
  • 振動が伝わる。
  • 印象深く伝わる。

 

リコーダーの場合は1番が当てはまりそうです。

5番は所謂「心に響く」って事ですよね。

 

心に響くと言えば、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が心に響き過ぎ、6回も観てしまいました。7回も観てしまいました。

(※この記事をアップしてから記録が更新されました。)

 

フレディのコスプレ(?)

 

がりれお ふぃがろ~~
萩さん

 

心に響く演奏…出来るといいですよね。

では響きのある音を出すにはどうすればよいのでしょうか?

ウィンドウェイに詰まった水滴を取る

まずはウィンドウェイに溜まった水滴を取りましょう。

ウィンドウェイとは息の通り道の事です。

貯金箱のような吹き口がウィンドウェイの入り口です。

 

グリーンで囲っているところが、ウィンドウェイの出口になります。

ここから音が出ます。

 

ウィンドウェイに水滴が溜まったまま吹くと、ノイズが目立って音が響かないので、しっかり取りましょう。

音が出ないようウィンドウェイの出口に人差し指を水平にあて、思い切り吹き込むと水滴が取れます。

 

 

しばらく吹くとまた水滴がたまるので、演奏中はこまめに取りましょう。

部屋の天井に音を響かせるようなイメージで吹く

音を   天井に向けて出す   ようにイメージして下さい。

真上でもいいですが、斜め前の上でもいいです。

斜め前の場合は、天井の両サイドのコーナー辺りを狙うといいですよ。

 

   

 

因みにリコーダーの音はどこから出ているか分かりますか?

一番下の穴からだ
萩さん

 

 

答えは…

 

が~ん!!!
萩さん

 

正解はこちらです。

「ウィンドウ」と呼ばれている部分です。

 

無意識のうちに   「管の一番下まで息を入れないといけない」   と思っている人もいるかもしれません。

リコーダーを吹く時につい力んでしまう人は   ウィンドウから音が出ているんだ」   という事を意識してみて下さい。

 

リコーダーの吹き口からほんの数センチ先のところから音が出るのですから、そんなに頑張って吹く必要はないですよ。

力むと音が響かなくなるので、気を付けましょう。

喉の奥を空ける

うがいや欠伸をする時のように喉の奥を広げて下さい。

 

 

喉のを空ける   これ、結構大事な事です。

 

同時に喉の力を抜く事も意識して下さい。

それによって、広がりのある音が出るようになります。

顔はなるべく正面を向く

楽譜を見る時は首を下に向けないようにしましょう。

顔は正面に向けて 目線だけを下に   して下さい。

 

歌手は下を向きながら歌っていませんよね?

 

 

がりれお ふぃがろのおじさんだ~
萩さん

 

楽譜を見るのに必死になると、自分と楽譜の間だけで音が完結してしまい、その先まで音がちゃんと届きません。

例え観客がいないとしても、お客さんがいる事を想定して   「お客さんのところまで音を届けるんだ」   という意識を持って音を出すといいですよ。

まとめ

では復習をしてみましょう。

  • 「音を響かせる」という意識を持つ
  • 部屋の天井に音を響かせるようなイメージで吹く
  • 喉の奥を広げて力を抜く
  • 顔はなるべく正面を向く

 

是非試してみて下さいね。

最後までお読みいただき、有難うございました!


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河村理恵子

小学5年生よりリコーダーを始める。 桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒業。 同大学研究科修了。 リコーダーを肥塚賀津子、島田暁子、山岡重治、花岡和生の各氏に師事。 NHK教育テレビ「うたえリコーダー」 「趣味悠々」等に出演。 CD「トッカータとフーガニ短調」(アントレ古楽コレクションズ)に参加。 教育出版社「音楽のおくりもの(小学3年生)」に掲載。 吉澤実主宰「La Strada」メンバー。 大人のためのリコーダー教室「Kamakura婦人」主宰。 よみうりカルチャー恵比寿、和田町音楽院、上星川音楽院、弘明寺音楽院、東京リコーダー協会講師。 神奈川県鎌倉市在住

-How to play the recorder, リコーダーレッスン

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